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15年間、営業の仕事をしてきて感じた人との関わり方や、様々な場面で使える心理テクニックをご紹介します

【時間の長さ<会う回数】単純接触効果の効果的な使い方【注意点も解説】

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単純接触効果を上手く使ってみましょう

単純接触効果という言葉を聞いたことがありますか?

簡単に言うと「接する機会が多いほど、相手に好感を抱きやすくなる心理効果」です

アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱したもので「ザイアンスの法則」とも呼ばれています

単純接触効果は営業やマーケティングの場面でとても有効に働く心理効果です

今回はこの単純接触効果をうまく使うコツや注意点もお伝えしていきます

単純接触効果は時間の長さは関係ない

単純接触効果は対象に接する「回数」が重要で「時間の長さ」は関係ありません

くり返し接触することによって、潜在意識に刷り込まれ親近感がわくというものです

人は全く知らないものよりも、一度でも見たり聞いたりしたりしたものに安心感を覚えます

 

単純接触効果は無意識にも作用する

単純接触効果は無意識にも作用することがわかっています

100分の1秒程度の人が認識できないレベルの一瞬でも反応がみられることがわかっています

この人が認識できないような無意識のうちに働きかける効果のことをサブリミナル効果と呼びます

サブリミナル効果というのは、対象に興味がない場合、苦手なものの場合にも働きます

文字・図形・人・イラスト・顔写真など、ありとあらゆるものに対して効果を発揮します

サブリミナル効果は一種の洗脳に近い効果をもっており、意図したものと違うものを好意的にみせることも可能なため、危険視されています

研究では効果は確認されているものの、その効果が確実に出る手法は確立されていません

しかし、日本国内ではこのサブリミナル効果を用いたCMやテレビ放送などを禁止しています

 

人に対する単純接触効果の場合

対人関係に関しては「熟知性の原則」と呼ばれ、接触回数が多くなるほど相手に対して親近感がわきます

月に1度だけ長時間会う人よりも、短時間でも毎日会う人の方が好意を抱きやすくなる傾向があります

営業をする際もこの熟知性の原則を上手に使ってみましょう

1回にかける時間の長さよりも、短い時間でも回数を重ねて会う方が効果が高いとされています

毎回電話やメールのみで営業をかけるよりも、取引先へ足を運び相手の顔を直接見て話をした方が相手からの信頼を得やすいのです

 

物に対する単純接触効果の場合

初めのうちはあまり興味がなかったりしても、テレビやCMなどで何度もくり返し見たり聞いたりすると、知らないうちに好きになったり気になったりするのも単純接触効果によるものです

企業がわざわざお金がかかるテレビやCMなどを利用するのは、単純接触効果を利用し、潜在意識に刷り込むことによって、購買促進に繋がるというマーケティング効果が期待できるからです

そして、ある程度の信頼関係を築くことができれば、その効果はある程度持続するといったメリットもあります

 

単純接触効果が効果を発揮するのは10回まで

単純接触効果の上限は10回までと言われています、初めて接触してから10回までの間にいかに相手から好感を持たれるかがポイントになってきます

10回を超えると相手に対してそれ以上の好意を抱くことはないとされているので、10回会って何の進展もない場合、その人とは縁がなかったとあきらめることも肝心です

 

【注意点】第一印象が悪いと逆効果になる

単純接触効果の注意点としては、初めから対象に対して好意を持っていなかったり、嫌悪感を抱いている場合は、接触する回数が多くなればなるほど印象が悪くなってしまうという「単純接触効果の逆効果」という現象が起こります

 

まとめ

単純接触効果を難しく考える必要はありません、この効果は上手に使えるとあなたの味方になってくれる効果抜群の心理効果です

うまく使うことで相手との距離を縮めることができますので、ぜひ使ってみてくださいね