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15年間、営業の仕事をしてきて感じた人との関わり方や、様々な場面で使える心理テクニックをご紹介します

【褒め方のコツ】良い褒め方5選・悪い褒め方3選

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「褒めて伸ばす!」でも褒め方がわからない…

近年、ビジネスや教育の場においても「褒めて伸ばしましょう!」というスタイルが浸透しつつあります

しかし、褒めて伸ばすと言われても実際どんな風に褒めればいいのかわからない…そんなお悩みを持つ方必見です

褒めると言っても「良い褒め方」と「悪い褒め方」があるので、ぜひ参考にしてみてください

そもそもなぜ人は褒められると伸びるのか

人は誰かから認められたいと感じている生き物です

褒められると相手から「認めてもらえた」という欲求が満たされます

 

心理学者のローゼンタールが提唱したピグマリオン効果という心理効果があります

❝人は期待されると、期待通りの効果を出す傾向にある❞

例として「教師が生徒に期待をかけると、生徒の成績が伸びる」というものです

これは教育の場だけでなく、ビジネスの場においてもとても有効な手だと言えます

 

日本人は褒めるのが苦手な人が多い

褒めるのも、褒められるのも、別に難しいことではありません

しかし日本人の多くは褒められると謙遜したり、疑ってかかってしまうことが多いように感じます

褒めるのが苦手…褒められ慣れていないから褒められるのも苦手

こんな風に思っている人がとても多いです、褒める、褒められるということをもっと気軽に捉えてみましょう

 

良い褒め方・5選

褒めるのが効果的なのはわかったけど「一体相手のどんなところを褒めたらいいかわからない」という方へ、良い褒め方のポイントをご紹介していきます 

 

1.性格を褒める

その人の持つ性格が周りに与える良い影響を褒めましょう

明るく活発な人に対しては「あなたがいてくれると場の雰囲気が明るくなるね」や、真面目で大人しい人に対しては「みんなの気持ちを汲んでもらって助かっています」など

性格を褒めるときは具体的に褒めるのが効果的です

相手は「自分のことをちゃんと見てくれているんだ」という安心感を覚え、もっと頑張ろうという気持ちになります

 

2.行動を褒める

多くの人は結果ばかりを褒めがちですが、結果がどうであっても、それまでの過程も合わせて褒めることが大切です

進んで行動を起こしたことや、苦労した部分など、本人が努力し頑張ったという気持ちを汲み取って褒めることが大切です

人は生まれ持った才能を褒められるより、努力した期間や量、その過程を評価される方が自信につながり、モチベーション維持にも効果的です

 

3.考え方を褒める

仕事の仕方や勉強の取り組み方、人との付き合い方など、人によって考え方は様々です

人は自分の考え方を褒められると「自分に共感してくれた」「自分を理解してくれた」と安心感が得られ、自信につながります

他にも「どうしたらそんなアイデアが思いつくの?」や「どうやったらそんなに効率よくできるの?」など、疑問形で褒めると相手とのコミュニケーションが増え、お互いに良い関係が築けるはずです

 

4.相手が短所だと思っていることを褒める

相手が短所だと思っているところでも、周りから見たら長所だという場合もあります
「短所を褒めるなんてなんだか難しそう…」と思うかもしれませんが、難しく考えることはありません
ちょっと言葉を言い換えるだけで簡単に相手を褒めることができます 
・気が強い→芯がしっかりしている
・気が弱い→優しい
・地味→控え目で安心感を与える
・やることが遅い→粘り強く頑張れる
・ネガティブ→感受性が豊か

このように言葉を言い換えるだけで短所だと思っていることが長所に変わります

短所だと思っている部分を褒めることで、相手に自信を与えることができます 

 

5.相手のいないところで褒める

この方法は実はとても効果のあるやり方で、ウィンザー効果と呼ばれます
アーリーン・ロマノネス著のミステリー小説「伯爵はスパイ」に登場する、ウィンザー伯爵夫人の「第三者の褒め言葉は、いつも一番効果的」というセリフにちなんで名付けられたものです

ウィンザー効果とは、本人から直接伝わるよりも、第三者を介して伝えた方が信憑性が増したり、影響を与えることができるという心理効果です
例えば、Aさんから直接褒められるよりも、Bさんから「Aさんがあなたのことを褒めていたよ」と伝えられる方が素直に受け取ることができるのです 
 

悪い褒め方・3選

褒めるのに「悪い褒め方なんてあるの?」と思われると思いますが、捉える側からしたら褒め言葉だと思えなかったり、悪影響を与えるような褒め方があります

 

1.褒めるときに嘘をつく

いくら相手を褒めるのがいいからと言っても、褒めるときに嘘をつくのはNGです 

後になって嘘だと知った場合、相手はショックを受けてしまいますし、嘘をつく時に表情や雰囲気で嘘だと気付く場合があるため、相手を褒めるときは嘘を言わないようにしましょう

 

2.過剰に褒める

大げさな態度や過剰な褒め言葉は「何か別の意味があるのではないか」「下心があるのではないか」など、相手に警戒心を与えてしまう恐れがあります

何事もやりすぎはよくありません、上手な褒め方を身につけましょう

 

3.他人と比較して褒める

「○○さんは全然できなかったけど、あなたは凄いね」など、他人と比較して褒めるのは絶対にしてはいけません

比較されて褒められても素直に喜びにくく、他人を悪く言うあなたに対しても不信感が生まれます

言われた相手は、自分の知らないところで、もしかしたら自分も同じように悪く言われているのではないかと思ってしまいます

 

まとめ

褒めることは難しいことではありません、色々書きましたが、相手と接してみて「こういう所が素敵だな」と思っていることを言葉にするだけでいいんです

「褒める」というスキルを手に入れることで人間関係が円滑になります

ビジネスやプライベートなど様々な場面で「褒め上手」を目指しましょう