親の褒め方ひとつで子どもは本当に変わる
子育てをしていると、褒めるよりもつい叱ってしまうことの方が多くなってしまうという方も多いのではないでしょうか
そして叱ってから、なんであんな言い方してしまったんだろう、と自己嫌悪になることもしばしば…
そんな経験がある方にぜひ読んでほしい、正しく褒めると子どもは面白いほど伸びるということをテーマに子どもの褒め方のコツを年齢別にご紹介していきたいと思います
なぜ褒めることが大切なのか
人は褒められると自己肯定感が高まりそれが自信につながります
言い換えれば、褒めるということは相手を認めるということです
『褒めて伸ばす』という言葉があるように、子どもは褒められると純粋に嬉しいので、もっと頑張ろうと思ったり、親の言葉を素直に受け止めれらるようになります
年齢別の褒め方のコツ
褒めると一言で言っても、ただ「すごいね」「できたね」と抽象的に褒めても意味がありません
子どもの年齢に合わせた褒め方をすることで、簡単に子どものやる気をアップさせることができます
☑0~2歳:できたらすぐ褒める
0歳から2歳という年齢の子どもを褒めるポイントとしては
大げさなくらいのオーバーアクションで、その場ですぐに褒めるということです
この年齢の子どもは時間をおいて褒めても、いつ、どんな時の事を褒められたのかがわかりません、必ずその場で褒めるようにしましょう
まだ言葉を話せない時期なので、笑顔で抱きしめたり、頭を撫でたり、大きく手を叩いて喜んだりと、とにかくオーバーアクションで褒めてあげましょう
☑3~5歳:わかりやすい言葉にして褒める
コミュニケーションが取れるようになってきた3歳~5歳の子どもに対しては、何が良かったのかをわかりやすい言葉にして褒めるのが効果的です
できたことを一緒になって喜び、寄り添いながら褒めることで、褒められた時のことが子どもの中で印象に残りやすくなります
☑6~9歳:努力した過程を褒める
小学校に上がると出来ることや興味のあること、視野が広がります
結果を褒めることも大切ですが、例え結果が伴わなくても努力した過程を褒めてあげましょう
結果が悪かった場合には「悔しかったね」「悲しかったね」と子どもの気持ちに寄り添い、共感してから、頑張った過程を褒めてあげましょう
☑10~12歳:本人の興味があることを褒める
小学校の中~高学年になると、物事の全体像を捉えられるようになってきます
多感な時期なので、子ども扱いされることを嫌う子も出てきます
そんな年頃の子どもには本人の興味があること、思い入れがあることを褒めるのが効果的です
本人の興味があることを積極的に褒めることでモチベーションアップに繫がります
失敗した褒め方
個人的に失敗だったと思う褒め方なのが、宿題が早く終わった時に「早くできてすごいね、頑張ったね!」という一言です
なぜ失敗したと感じたのかというと、子どもは褒められたいので、次に宿題を終わらせた時も「早いでしょ!」と自信満々にプリントを持ってきたのですが、見てみると字は
ぐちゃぐちゃ、名前も適当に書き殴ったものでした
これは子どもが「早くできる=いいこと」だと認識してしまったために起こったことでした
なので「早くできるのはすごいことなんだけど、丁寧にやらないと後でやり直しをしなくてはいけなくなって余計に時間がかかっちゃうよ」と、早いことだけがいいことではないことを改めて伝えました
無条件に褒めていい場面も存在する
特別なことをしていなくても褒めていい場面は存在しています
それは子どもの存在自体を褒める時です
・○○がいてくれるから毎日幸せだよ
このように自分自身が愛されている、必要とされているということを実感できている子どもは精神的に安定しており、周りに気を配ったり優しく接することができます
自己肯定感が高い子は自分に自信があるので、自分から進んでチャレンジをすることができます
過去にも褒め方の記事を書いています、興味のある方はご覧ください
まとめ
褒めるというとこを難しく捉える必要はありません
特に準備もいらないので、今すぐに始めることができます
ぜひお子さんの年齢に合わせた褒め方をしてぐんぐん可能性を伸ばしてあげてくださいね