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【見えないお友達】イマジナリーフレンドは成長における重要な存在

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イマジナリーフレンドとは

本人にしか見えない『空想上の友人』を意味します

イマジナリーフレンドはイマジナリーコンパニオンとも呼ばれ、それぞれIFやICと略されます

多くは幼児期にみられ、実際にそこに存在しているかのように会話をしたり一緒に遊んだりします

今回はイマジナリーフレンドについてご紹介していきたいと思います

イマジナリーフレンドは危険なものではない

見えないものと会話したり、遊んだりだなんて「イマジナリーフレンドって幽霊とか危険なものなんじゃないの?」と思われがちですが

幼児期に存在するイマジナリーフレンドは正常の範囲内だと言われています

  

イマジナリーフレンドはなぜ現れるのか

定説としては、子どもが寂しいときに寂しさを紛らわせるためにイマジナリーフレンドを作るというものです

イマジナリーフレンドは主に長子や一人っ子に多くみられるというのも納得ができますよね

イマジナリーフレンドを持つのは男児よりも女児に多い傾向があり、一定の年齢に達すると自然と消えてしまうものだと言われています

 

イマジナリーフレンドと病気の関係

イマジナリーフレンドは病気ではありません

誰もいない空間に向かって話しかけたり、見えないお友達をあたかも存在するかのように教えてくれたりすると「何かの病気なのでは?」と親としては少し心配になってしまいますよね

しかし、子どもがイマジナリーフレンドを持つことは成長において悪いことではありません

イマジナリーフレンドを持つ子どもは持っていない子どもに比べて社会性が高いとも言われています

 

イマジナリーフレンドの姿や種類

イマジナリーフレンドの姿や種類はぬいぐるみや人形、アニメのキャラクターや動物など様々な姿かたちで現れます

一緒に遊んだりすることも多いため、同年代の子どもの姿でイメージされることも多いようです

 

我が家の場合

うちの子どもにも保育園の年少の頃、イマジナリーフレンドがいました

一人っ子なので一人遊びをよくするのですが、その際誰もいない空間に向かってよく話しかけていたのでイマジナリーフレンドの存在に気が付きました

「今誰かとお話ししていたの?」と聞くと「○○ちゃんとお話ししてた」と、保育園にはいないお友達の名前を言ったので、もしかしてと思ったのを覚えています

そしていつの間にかイマジナリーフレンドの話をしなくなりました

数年後、イマジナリーフレンドの話を聞いても「そんな子知らないよ」と言うので、自然消滅したのだと思います

 

大人になってもイマジナリーフレンドを持つ人は存在する

幼児期のイマジナリーフレンドは成長過程における自然現象的なものですが、大人になってもイマジナリーフレンドを持つ人は一定数存在します

大人の場合、架空性を認識しており、現実に不満を抱いていたり、家庭内暴力性的虐待など、自分ではどうしようもない状況の中、自分を守ってくれる存在としてイマジナリーフレンドを作り出している人もいます

イマジナリーフレンドは本人と交代して身体活動を行うこともありますが、あくまでも主体は本人であるため、現実生活の障害になっていない場合は病気という位置付けではありません

しかし、イマジナリーフレンドが主体性を持ち、コントロールが出来なくなっている場合は統合失調症解離性障害解離性同一性障害という精神的な問題が起こっている可能性があるので気を付けなくてはいけません

 

まとめ

イマジナリーフレンド自体は病気ではありません、裏切ることのない一番身近な相談会相手です

覚えていないだけで、もしかしたら自分も子どもの頃にイマジナリーフレンドがいたかもしれません

もしお子さんにイマジナリーフレンドがいるようなら、お子さんの成長を手助けしてくれる存在だと認識し、温かく見守ってあげてくださいね