サンタクロースは本当にいるの?という質問にどう答えるべき?
少し気が早いですが、子供からの「サンタクロースって本当にいるの?」という質問に、個人的には「サンタクロースは本当にいるよ」でいいと思うというお話
とはいえ「いるよ」と言われても納得がいかない子供もいると思うので、その時の子供の意見に寄り添った答え方をすることで、子供の意見を潰さずに自然とサンタクロースという存在を受け入れることに繋げましょうというお話をしたいと思います
子供がサンタクロースを信じているのは3歳~9歳まで
とあるアンケート調査で、子供がサンタクロースを信じているのは3歳~9歳までという記事を目にしました
0歳~2歳の子供ではまだサンタクロースという存在を理解しておらず、3歳になるとサンタクロースを信じている子供は約7割とグッと増え、10歳になると過半数の子供がサンタクロースを信じていないと回答したそうです
ちなみに娘は今年で7歳、データ上ではサンタクロースを一番信じている割合が高い年齢です
そんな娘にサンタクロースはいるか聞いてみると、サンタクロースは「いる!」という答えが返ってきました
サンタクロースを信じなくなるのはなぜなのか
兄弟やお友達との会話から、だんだんとサンタクロースの存在に疑問を抱くようになるようです
年齢があがってくると、なぜ1晩で世界中の子供の家にプレゼントを配れるのか?なぜ自分が欲しいプレゼントを親が聞いてくるのか?など、様々な矛盾からサンタクロースの存在に疑問を抱くようになってきます
一気に信じなくなるというよりは、半信半疑の状態がしばらく続き、自然とサンタクロースはいないんだということで落ち着くようです
サンタクロースはいるの?という質問にはどう答える?
子供がこんな質問をしてくるということは、少なくともサンタクロースの存在に疑問を抱いているということです
そんな時は「あなたはどう思う?いると思う?」と質問してみましょう
対話形式でその時その時の子供の意見に合わせて答えてあげましょう
『○○ちゃんはどう思う?』
「いると思う!でもお友達はいないって言う」
『そうなんだ、おかあさんもサンタクロースはいると思うよ』
『○○ちゃんはどう思う?』
「いないと思う、だって世界中の子にプレゼントを配るなんて無理でしょ」
『そっかぁ、じゃあいないのかなぁ』
サンタクロースの存在を信じていないのであれば、「いないのかなぁ」と子供の気持ちに寄り添ってあげる形で返してあげましょう
『サンタクロースっているの? ほんとうのことをおしえてください』
クリスマスの絵本はたくさんありますが、こちらの絵本がおすすめです
絵本『サンタクロースっているの? ほんとうのことをおしえてください』
絵本作家、いもとようこさんが翻訳も手掛けたクリスマス絵本です
このお話は今から125年前の1987年、8歳の少女、バージニアがニューヨークのサン新聞に「サンタクロースはほんとうにいるのかおしえてください」という内容の投書をしたことから始まります
そして同年9月、論説委員のフランシス・チャーチ氏がバージニアの質問に答えたものが社説に掲載されました
このチャーチ氏の世界的に有名な心温まる名文は大人が読んでも楽しめます
気になる方はぜひご覧になってみてください
まとめ
絵本『サンタクロースっているの?』の中に『サンタクロースを見た人がいなくても、それがサンタクロースはいないという証明にはならない』という一文があります
サンタクロースというのは、世界中の子供から大人まで、クリスマスを楽しみにしているすべての人の中に存在しています
あと2ヶ月でクリスマス、今年のクリスマスが皆さんにとって幸あるものになりますように