誰もが知ってるロングセラー絵本の魅力
児童書は年間約4,500冊出版されており、その中でも誰もが知っているようなロングセラーになる本はごく一部です
今回は出版から30年以上経っている、誰もが一度は読んだり、聞いたりしたことがあるロングセラー絵本の魅力についてご紹介していきます
ロングセラー絵本はなぜ愛されるのか
ロングセラー絵本には時代に左右されない普遍的なものをテーマにしたものが多く
流行などに流されないため幅広い層に支持されるのが特徴です
耳に自然と残るようなくり返しのフレーズがある作品も多くみられます
『いない いない ばあ』
『いない いない ばあ』は、出版から50年以上経っている、日本で一番売れている絵本です
「にゃあにゃが ほらほら いない いない・・・」
ページをめくって「ばあ」という所で、赤ちゃんはみんな大喜びです
くまさん、ネズミさん、キツネさん、たくさんのいないいないばあ
この絵本はお母さん達の強い味方です、私も娘がまだ0歳だった頃たくさん読み聞かせをしました
『きんぎょがにげた』
金魚鉢にいた金魚がぴょんっと逃げ出してしまいます
逃げた金魚は隠れるのがとても上手です
ページをめくるたびに色々なところに金魚は隠れています
絶大な人気を誇るこの絵本の魅力は、子供たちが大好きな探し遊びにあります
「金魚はどこにいるかな?」と子供に聞くと、嬉しそうに小さな指をさして教えてくれます
『はらぺこあおむし』
小さなあおむしが、卵から幼虫、さなぎから蝶へと成長する様子を描いています
お腹がぺっこぺこのあおむしが食べた食べ物には穴が開いています
その穴が絵本のしかけページになっていて、指を入れたり、めくってみたり、子供たちは穴に興味津々です
我が家のはらぺこあおむしの絵本も娘がたくさん指を入れていたので穴がヨレヨレになっていたり破れたりしています
『どうぞのいす』
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うさぎさんが作ったしっぽのついた椅子、
その横にある立て札には「どうぞのいす」と書かれています
通りがかったロバさんがお昼寝をするのに、かごいっぱいのどんぐりを椅子に置くところからお話が始まります
次々と現れる可愛らしい動物たちが「どうぞならばえんりょなく…」とかごの中身を食べて空っぽにしてしまいます
しかし、空っぽのかごを見てみんなこう思います「からっぽにしてしまってはあとのひとにおきのどく」
こうして空っぽになってしまったかごに、次々と代わりの食べ物が入れられ、動物たちの「とりかえっこ」がテンポよく描かれています
「どうぞのいす」を中心に繰り広げられる『次の人のために』という思いやりを描いた素敵な絵本です
『ぐらりとぐら』
青と赤のとんがり帽子とつなぎがトレードマークの野ねずみの双子「ぐり」と「ぐら」
お料理をすることと食べることが大好きな二人が森で見つけた大きな卵
卵が大きすぎて運べないので、森の中でカステラを作ることにしました
カステラを焼いているといい匂いに誘われて、森の動物たちが集まってきて…
『ぐりとぐら』はとてもシンプルでわかりやすいお話なので読み聞かせに最適です
絵本ナビ
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まとめ
今回ご紹介した絵本の中に、みなさんが子供の頃に読んだ思い出の絵本はありましたか?
ロングセラー絵本は世代をこえて愛される名作ばかりです
何度読んでも色褪せることのない物語たちは、いつまでも私たちの心にのこります
子供の頃に読んだ思い出の絵本を、ぜひもう一度手に取って読んでみてくださいね