美しい絵を楽しむ絵本たち
絵本にはストーリーもさることながら『絵』に注目して見てもらいたい絵本がたくさんあります
今回は繊細なタッチで描かれる線や、美しい色彩、まさに絵の本というのにふさわしい、美しい絵の絵本をご紹介していきたいと思います
『海とそらがであうばしょ』
1枚の絵画を見ているような気持ちになる、幻想的な絵が魅力の絵本です
『みどりの がけの ふるい いえ』
高い崖の上にある古い家で1匹の猫が暮らしています
この土地では昔から不思議なことが起こると言われていました
猫がある朝、色とりどりに輝く石のようなものを見つけます
使っていくうちに大きくなっていく不思議な石の正体と、崖の秘密
細密画家・なかの真実さんが描く、奇想天外で優しさに溢れたお話です
『Michi』
主人公の少年、少女と一緒にどこまでも続く真っ白な道を辿ります
その道の先には数々の不思議な町が待っています
この絵本には文字がないので、前からでも後ろからでも読むことができ
その繊細なタッチで描かれた町に目を凝らせば
それぞれのストーリーを思い描くことが出来る、想像が膨らむ絵本です
『あおのじかん』
太陽が沈み、夜になるまでのほんのひと時、空は水色から濃紺へと変化します
アオカケスやコバルトガエル、ナガスクジラなど、
様々な青い生き物と共に変化する【青】を楽しめる絵本です
ページをめくる度、こんなにも沢山の青色があるんだと、
改めて青の美しさを感じることが出来る素敵な1冊です
『はまべにはいしがいっぱい』
浜辺の石は様々な色や形をしていて、まったく同じものはありません
この絵本には、つるつるの石、ザラザラの石、さかなの形をした石、
顔のように見える石、たくさんの石が出てきます
えんぴつ1本で丁寧に描かれた、温かみとどこか懐かしさを覚える絵本です
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