あなたには苦手な人はいますか?
私は16年間、営業という職業柄たくさんの人と接してきました
感じの良い人から嫌な態度を取ってくる人まで様々な人を見てきて感じたこと
そして、そんな私が苦手な人と接するとき、どんなことを考え乗りきってきたか、どんな対応をしてきたかをご紹介したいと思います
苦手な人との付き合い方
結論から言うと、苦手な人と接する時は『相手との距離感をつかむ』この一点に尽きます
苦手だなと感じるにははその理由がちゃんとあるはずです
その理由がどういったものかによって、相手との付き合い方が変わってきます
相手によって距離の取り方や考え方などもご紹介していきます
1.嫌味を言ってきたり嫌な態度を取ってくる人との距離感
自分に対してだけでなく、他の人にも嫌な態度を取っている人であれば、その人はそういう種類の人なんだなと思うようにします
自分に対してだけなのであれば、相手にしないか、迷わず逃げましょう
2.無視をしてくる人との距離感
無視をしてくるのであれば、こちらも無視をして相手にしないようにします
私もあなたに興味がないですよと示すようにして自分も相手と同じ距離を保つようにします
3.否定してくる人との距離感
否定してくる人の心理は自己愛が強く「自分は正しい」という思い込んでいるパターンと
自己肯定感が低く自信がないため、相手を自分より下だと思いたい為に否定してくるパターンが存在します
どちらのタイプも否定してきたことに対して反応すると、さらに否定してくるので、聞き流すようにします
同じように相手をしていると、こちらも相手を否定する対応をしなければいけなくなり、結果的に自分も相手と同じ「否定をする人」という見方をされてしまう危険性があります
相手からの否定の言葉は聞き流し、曖昧に受け流すのが効果的です
苦手な人に対する考え方
先ほどまではタイプ別の対応の仕方をご紹介しましたが、
次は相手に対する考え方についてご紹介していきます
1.苦手な人は徹底的に避ける
まず、あなたとその人はどうしても関係を持たなければならないのかを考えます
接する必要がないのであれば徹底的に避けましょう
避けること、逃げることに罪悪感を抱く必要はこれっぽっちもありません
物理的に距離を置くことで気持ちに余裕が生まれます
2.神様目線で相手を見てみる
上から目線ではなく、更にその上の神様目線で相手を見るようにします
相手と同じ立場にいると思うとイライラも募ります
同じ土俵に立つことは避け、神様のように遥か上の方から相手を見るようにしましょう
3.相手との間に見えない壁を作る
相手と自分の間に目に見えない壁を作りましょう
よく相手との間に見えない壁があって距離感を感じてしまうという悩みがある人がいますが、今回のように苦手な人に対する場合はあえて相手との間に壁を作ります
相手との間には壁があるから大丈夫、その気持ちをひとつ持っているだけで不思議と心が強くなります
4.可哀想な人だなと思うことにする
心の中で相手に対して可哀そうな人だと思うようにします
口にさえ出さなければ、心の中で何を思っていようが相手にはわかりません
人に優しく出来ない人は可哀そうな人、寂しい人だと思うようにしましょう
5.人生においてその人と接する合計時間を考えてみる
ある日、苦手な人から嫌味を言われた時に「私の人生の中で、この人と接するのって合計でどのくらいあるんだろう」と素朴な疑問が湧きました
私の場合、営業という仕事柄、毎日、始業から終業までの時間を同じ人と顔を合わせ続けることはありません
週に1度必ずお伺いしている取引先の方でも、1時間程度、忙しい時などは15分にも満たない時間しか接しないこともザラにあります
そう考えると、1ヶ月、1年といった長いスパンの中で考えた時、そんなに接点がないことがわかります
合計時間が見える化されたことで、接する時間が長くないことがわかると気持ちが楽になります
6.直感を信じてみる
相手に対して、この人は苦手だなとか、なんとなく合わなさそうだなと直感的に感じたことはありませんか
これは脳の偏桃体という部分が無意識に好き嫌いを判断しているからです
人は危険を察知した時にその偏桃体が反応し、危険信号を出すのです
その直感を信じて相手から距離を置くのはとても自然なことなので、遠慮する必要はありません
まとめ
心に余裕のない人は他人に優しく出来ないばかりか攻撃してくる傾向にあります
苦手な人を苦手だと思うことに罪悪感を抱く必要は一切ありません
タイプ別の対処方法や相手に対する考え方を知ることで、日々のストレスの軽減に繋げてくださいね